20代女性DJのミュージックバー開業までの道のり。

20代女性DJの飲食店開業までの奮闘記。

野望その2。クラブやライブハウスへの障壁を低くしたい。

DJ らむです。
 
 
このブログは、小さなミュージックバーを開業しようと思っている27歳コムスメの記録のブログ。
 
今日は手始めに共有したい「私の野望」2つめになります。
 
音楽をやっている人であればなんとなく感じたことがあるものかもしれません。
 
ざっくりいうと、「日本の音楽シーンを変えたい」みたいなやつです。
 
細かくいっていくと。
 
まず、日本と欧米のミュージックシーンには結構な隔たりがあります。
欧米(主に米国、ヨーロッパを指します)では、「お食事をしながら、お酒を飲みながら良い音楽(特に生演奏)を聴く」というような文化があります。
なのでフラっと入ったバー(ダイニングバー)で生演奏やってたみたいなことが普通にあります。
 
日本はどうでしょう。
食事をしながら音楽を聴くのはお行儀が悪いと幼少期に言われた人もいるのではないでしょうか。(日本以外でもこういうことはあるかも。知りません。)
 
「音楽が聴けるところにごはんを食べに行こう」ということがあまりありません。
フラっと生演奏を聴きに行く、という文化がありません。
よって「ハコ」にお客がつくわけではなく、「アーティスト」にお客がついている状態です。
小さめのライブハウスの受付では「今日は誰を見に来ましたか?」と言われます。
大多数のお客は思っている(のでしょうか?)、
「Aちゃんに誘われて来たけど全員を見に来たよ?」と。
そう言いたいのをぐっとコラえて
「Aちゃんです。」と答えるワケでございます。
なんか違うなーと、思う。
 
ごはんを食べる、お酒を飲むという文化と、「音楽」が切り離されているから
更に音楽との接点が薄くなります。
 
だからある知り合いや特に好きなアーティストのみを見にいくというような文化になり
 
そこで食事をする、お酒をバカスカ飲む文化もない為
ライブを見にいく=そこそこ高いチャージを払わなければならない
という構図が出来上がります。(エントランスが500円とかタダとかでも、そのライブハウスの中でお酒をバカスカ飲むなら
そこそこハコ側もやっっていける。はず。)
だからライブチャージは高いまま。アーティストにはノルマが課される。
ノルマのチケットを売れなかったら自腹?
だから出演回数を抑える?
なんと、アーティストにとって生きにくい世の中でしょうか。これがニッポン。 
 
この現状をなくしたいと思っています。これが私の野望です。
 
なんとデカイ。文化を変えたいみたいな話ですから。
 
これにはまだ答えがありません。
ライブチャージを無料にすれば良いのでしょうか?
そうすると色々なところに影響が出てきます。
(アーティストへのギャラは?スタッフの給料出る?イベントオーガナイザーやハコ側の首を絞めるだけでは?)
また、ライブチャージを無料にしたところでお客さん(日本人)はそんなに増えない。
という意見もあります・・・・
 
oh 難しい国だな、ニッポン。
 
難しいんだけど、小さなハコからであれば、「やってみる」ことはできるし
すごく小さいところからになると思うけど何か変えられるんじゃないかなと思っています。
 
ぜひこのトピックについて語り合いたい。笑
 
読んでくださった方の感想聞けるの楽しみにしています。
 
どこかでお会いしましょうー!